母と娘



小川洋子さんの著作が好きで、小説もエッセイも結構読んでいる。
久しぶりに図書館の蔵書検索をかけたら、去年出版のこちらの書籍を見つけました。

早速借りて軽い気持ちで読み始めたら、
さらっとは読み流せない言葉がたくさん飛び込んできて、じっくりゆっくり時間を掛けながら読もうと思い、購入することにしました。


例えば、

人間も『少女』でなくなれば、言いたいことを言うのではなくて言うべきことが言えるようになるものである
(これは、倉橋由美子が自著の『暗い旅』に関してどこかで書かれていた文の抜粋)

生まれる時、自立する時、親が死ぬ時。人生には三回の裁ちバサミがある。
(これは、本著の小見出し)

等など


母娘の関係には思春期以降ずっとずっと色々と考え続けてきて、ようやく少し自分の中の「母」の存在に寛容になれてきたかなぁと思っていたら、ここへきて実際の年老いた「母」から急接近されて、心の中で少しあたふたしている私。

自分の中の「母」ではなく、現実の「母」と向き合って、
自分の中の「娘」に「私」が引きずり込まれないように振る舞えるか。

そろそろ試してみてもいい段階にきたのかな、って思います。




タイムリーな本との出遭いに感謝です。
大事にしようと思います。







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by beads-star | 2018-11-01 16:05 | 日々徒然 | Comments(0)